ITフリーランスの案件紹介は、手数料と契約の見せ方で確かめる。PE-BANKの公開情報から読む確認項目

更新日: 2026年10月23日

本記事はPRを含みます フリーランス・独立

案件の契約更新が近づく月末。取引先の担当者に「次はどうしますか」と聞かれて、返事を先延ばしにしたまま、案件紹介サービスのページをいくつも開いている。 どのサービスも「高単価」「豊富な案件」と書いてあるけれど、実際に手元に残る金額がどう決まるのか、契約の中身を見せてもらえるのかは、ページを読んでも分からない。 この記事は、ITエンジニアがフリーランスの案件紹介を使う前に、手数料と契約の見せ方を確かめるための整理です。例として、PE-BANKの公式サイトの記載を取り上げます。 対象にはエンジニアとしての実務経験が必要です。先に次の章で確かめてください。

先に確認: 対象の目安

条件は、広告主の案内にもとづく2026年10月時点のものです。変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。

週2〜3日の稼働を考えている方は、条件が合わないことがあります。次の手は条件から外れる場合の次の手に書きました。

手数料率を聞くときの3つの質問

案件紹介サービスは、取引先から受け取る報酬の一部を手数料として受け取る形が一般的です(編集部の整理で、サービスごとに異なります)。「手数料率」を聞くときは、数字だけでなく次の三点を確かめます。

  1. 何に対する何%か: 取引先が支払う金額に対してか、自分に支払われる金額に対してか。消費税や経費の扱いがどうなるか。
  2. 率はどう決まり、どう変わるか: 案件ごとに違うのか、利用回数や期間で変わるのか。
  3. 手数料のほかに差し引かれるものはあるか: 保険、福利厚生、事務手続きの費用などが、手数料と別にかかるのか。

PE-BANKの公式サイトには、率の定義が書かれています(2026年10月23日に契約のページを確認)。

言葉の使い方にゆれがあります。トップページは「マージン率10〜15%」「報酬額の10〜15%」と書き、契約のページは「分配率」と書いたうえで、「設立以来フリーランスエンジニアから手数料(マージン)をいただいたことはございません」としています(理由として、共同受注契約という形式を挙げています)。 PE-BANK側の取り分(15%〜10%)が、トップの10〜15%と同じ数字にあたると読めますが、これは編集部の読みで、公式が同じものだと説明しているわけではありません。サービスごとに「手数料」「マージン」「分配率」の意味が違うことがあるので、面談では、自分の場合の率と、受取回数の数え方を確かめます(受取回数を案件ごとに数えるのか、通算で数えるのかは、確認した範囲では書かれていませんでした)。

契約の中身を、見せてもらえるか

報酬の金額に目が行きがちですが、契約の相手、期間、更新の条件、支払いの時期、成果物や稼働時間の扱いが、実際の手取りと暮らしを決めます。案件紹介サービスを通す場合も、契約書を自分で読める状態かを確かめます。

契約書を読むときの項目はフリーランスが初めての取引先と契約する前に確認したいことにまとめています。 どの形でも、書面で条件を確かめられることが前提です。

案件が終わるときの動きを、先に聞く

案件の終わりが近づいてから次を探すと、収入のない月ができやすくなります。サービスを選ぶ段階で、次の案件への動きがどうなるかを聞いておきます。

PE-BANKの内容(公式サイトの記載にもとづく)

優劣をつける意図はありません。Kairosが仕事を紹介するものではなく、サービスの情報を提供するものです。2026年10月22日と23日に公式サイトを確認した範囲で整理します。

公式サイトの実績の数字(登録者数、平均年収、満足度など)は、日付や算出方法が確認できないものがあるため、この記事では使いませんでした。 ITエンジニアとして実務経験がある方は、 PE-BANKの案件紹介の内容を公式サイトで確認する から詳細を見られます。

登録の前に、自分で出しておく材料

ここは編集部が一般的な場面を想定して整理した項目です。

  1. スキルと経験を、案件の言葉で書く: 使った言語・環境、担当した工程、規模、期間、自分の役割。書き方はエンジニアの職務経歴書(スキルシート)、転職エージェントに出す前に整理したいことが使えます。
  2. 稼働条件を決める: 週の稼働日数、常駐とリモートのどちらまで許せるか、通える範囲、開始できる時期。
  3. 収入の下限を、手取りで考える: 手数料や社会保険料、税、案件のない期間を含めて、毎月いくら必要かを自分の数字で書きます。
  4. 面談で聞く項目を3つ決める: 前の章の手数料の3つの質問、契約書を見せてもらえる時期、案件が終わるときの動き。

独立の準備全体は独立を考えたら、会社を辞める前に確認しておきたいことにまとめています。

条件から外れる場合の次の手

まとめ

案件紹介サービスを選ぶとき、単価の大きさだけでは手元に残る金額は分かりません。何に対する何%の手数料か、契約の中身を見せてもらえるか、案件が終わる前に次の動きがあるか。この三点は、どのサービスにも同じように聞けます。 PE-BANKは、取引先からの契約金額に対する分配率を公開し(PE-BANK側は15%〜10%)、契約内容をすべて開示するとしています。実務経験のある方は、面談でその中身を自分の質問で確かめられます。 契約更新の返事を先延ばしにしているあの月末に、質問を3つ持っていたら、サービスのページの読み方は変わりそうですか。

本記事は編集部独自のコンテンツです。本記事にはPR(広告)を含み、記事内の広告リンクはアフィリエイトプログラム経由のものです。 サービスの内容や対象条件は、広告主の表記と公式サイトの記載にもとづくもの(2026年10月時点)で、時点や条件によって変わる可能性があります。 実際の利用にあたっては、公式サイトで最新の情報と条件をご確認ください。 Kairosは職業紹介を行うものではなく、サービスの情報を提供するものです。 本記事は、案件の獲得・収入・特定の結果を保証するものではありません。 税務・社会保険・契約・法律に関する個別の判断は、税務署・自治体・年金事務所・税理士・社会保険労務士・弁護士などの専門家にご確認ください。