障害のある方の就職、転職支援サービスと就労移行支援はどう違う?dodaチャレンジとNeuro Diveの役割を公式情報で整理

更新日: 2026年10月23日

本記事はPRを含みます 特化型サービス・コーチング

求人サイトの「障害者雇用」の欄を開いては閉じ、応募ボタンの手前で、いまは求人を探す段階なのか、働くための準備が先なのか、自分でも分からなくなる。 障害のある方の就職には、求人を紹介してもらう転職・就職支援サービスと、通所して訓練や就職活動の支援を受ける就労移行支援があり、役割も、始め方も違います。 この記事は、そんな場面にいる方に向けて、2つの違いと、同じ運営会社が提供するdodaチャレンジとNeuro Diveについて確認できた内容、公的な相談窓口を整理しました。 就労移行支援の制度そのものは就労移行支援とは?一般企業への就職を目指す前に知っておきたいことで扱っているので、ここでは「どちらから始めるか」に絞ります。 dodaチャレンジの広告案件は、障害のある方向けで、障害のない方の申込は対象外です。Neuro Diveは、公式サイトの利用条件に18〜64歳の障害のある方などが挙げられていて、利用にあたって障害福祉サービス受給者証が必要です。条件に当てはまるかを先に確かめられるよう、下に分かれ道を置きました。

分かれ道マップ

どちらの入口から読むか

この記事では、受けられるか、対象になるかの判断はしません。いまの状況に近いものを開くと、読む場所と、確認する窓口が出ます。

いまの状況は、どれに近いですか

  • 障害者手帳があり、求人を見て選考に進みたい
    結論

    求人の紹介を受ける転職・就職支援サービスが近い入口です。dodaチャレンジは、障害のある方向けの転職・就職支援サービスです。手帳の扱いなど、対象の細かい条件は公式サイトで確かめてください。

    2つの入口の違い dodaチャレンジ
  • 働くための準備を、通所して進めたい
    結論

    就労移行支援が近い入口です。利用には、市区町村が交付する障害福祉サービス受給者証が必要で、手続きは市区町村の障害福祉窓口から始まります。受けられるかどうかは、この記事では判断できません。

    2つの入口の違い 公的な相談窓口 Neuro Dive
  • AI・データ分析・RPAなど、IT分野を学んで就職したい
    結論

    Neuro Diveは、AI(機械学習)、データサイエンス、RPAなどを学ぶことに絞った就労移行支援です。公式サイトの利用条件に、診断を発達障害に限る記載は見つかりませんでしたが、説明は発達障害の特性を活かす内容が中心です。対象になるかは、説明会や個別相談で確かめてください。

    Neuro Dive 申込の前に確認すること
  • 診断はあるが、障害者手帳はまだ持っていない
    結論

    dodaチャレンジの手帳の扱い(申請中の場合など)は、公式サイトで確かめてください。就労移行支援の受給者証は、手帳がなくても、自治体が必要と認めれば取得できる場合があるとNeuro Diveの公式サイトに書かれています。どちらも、判断は窓口で行われます。

    公的な相談窓口 dodaチャレンジ
  • いま仕事をしている(休職中を含む)
    結論

    Neuro Diveの公式サイトには、原則として就業中の方は就労移行支援を利用できず、休職中の方は自治体によって利用できる場合がある、と書かれています。休職中の扱いは自治体の判断になるため、まず市区町村の窓口で聞いてください。

    公的な相談窓口 向いていない人と、場面別の次の手
  • 障害のある方ではない、または18歳未満・65歳以上である
    結論

    dodaチャレンジの広告案件は、障害のある方向けで、障害のない方の申込は対象外です。Neuro Diveは、公式サイトの利用条件が、18〜64歳までの障害のある方などです。該当しないときの次の手を載せました。

    向いていない人と、場面別の次の手

2つの入口の違い

障害のある方の就職には、どちらが上、という順序はありません。役割が違うので、いまの状況に近いほうから相談を始める、という考え方もできます。 パーソルダイバースの事業紹介ページには、同社が「障害のある方に向けた転職・就職支援」としてdodaチャレンジを、「障害のある方に向けた就労移行支援」としてミラトレとNeuro Diveを運営していると書かれています。 ミラトレは一般就労を目指す方向け、Neuro DiveはIT領域での活躍を目指す方向け、という位置づけです。ミラトレは就労移行支援とは?の記事で扱っています。

表は横にスクロールできます →

障害のある方の就職の2つの入口(2026年10月22日に確認。表現は要約。優劣を示すものではありません)
比べる点 転職・就職支援サービス(dodaチャレンジ) 就労移行支援(Neuro Dive)
位置づけ 障害のある方向けの転職・就職支援サービス。障害者専任のキャリアアドバイザーが、求人紹介から入社後の定着までサポートすると、パーソルダイバースのページに記載 障害者総合支援法にもとづく障害福祉サービス。訓練、就職活動、就職後の定着の支援を受ける
始め方 公式サイトで確かめてください(この記事では確認できていません) 無料のWEB説明会、事業所の見学・体験利用(3日間)、受給者証の申請、利用契約、利用開始の順に進む
市区町村の手続き 公式サイトで確かめてください(この記事では確認できていません) 障害福祉サービス受給者証の申請が必要
費用 公式サイトで確かめてください(この記事では確認できていません) 自己負担額は国が定め、前年の収入によって上限が決まると記載。交通費は自己負担
通い方 公式サイトで確かめてください(この記事では確認できていません) 基本のプログラム時間は平日10時から16時。週5日通う人が多いと記載。原則、最長2年
向く場面(編集部の整理) 求人を見て、選考に進む段階にいる 働くための準備や学習を、通所して進める段階にいる

Neuro Diveの公式サイトのトップには、dodaチャレンジとの連携を案内する欄があります。連携の中身は、確認できていません。2つを同時に、あるいは続けて使えるかどうかは、説明会や個別相談で聞いてください。

まず知っておきたい、公的な相談窓口

民間のサービスや事業所を調べる前後に、公的な窓口で話を聞いておくと、選択肢の全体が見えます。神奈川県の障害者雇用のポータルサイト(2026年6月2日更新)は、県内で相談できる機関を目的別に紹介していて、次のように説明しています。ほかの地域の窓口の呼び名や運用は、確認していません。

就労移行支援を使うには、お住まいの市区町村の障害福祉の窓口で、障害福祉サービス受給者証の手続きをします。手続きの流れは就労移行支援とは?に整理しています。 受けられるか、どのサービスが合うかは、この記事では判断できません。窓口で、ご自身の状況を伝えて確かめてください。

dodaチャレンジ

dodaチャレンジは、パーソルダイバース株式会社が運営する、障害のある方向けの転職・就職支援サービスです。同社の事業紹介のページ(個人向け はたらく支援)には、 経験豊富な障害者専任のキャリアアドバイザーが、一人ひとりの障害や状況に合わせて、求人紹介から入社後の定着までサポートする、と書かれています。

この記事で確認できたのは、サービスの位置づけまでです。対象となる手帳の種類や申請中の扱い、年齢や勤務地による違い、利用料、登録から求人紹介までの流れ、電話・メール・オンラインでの相談の可否は、公式サイトで確かめてください。

この広告案件は、障害のある方向けで、障害のない方の申込は対象外です。障害者手帳の有無や申請の状況など、対象の細かい条件は、公式サイトの案内で確かめてから申し込んでください。 公式サイトの案内は、dodaチャレンジの公式情報を確認するから確かめられます。

Neuro Dive

公式サイトでは、Neuro Diveを先端IT特化型の就労移行支援事業所と紹介しています。発達障害(ASD、ADHDなど)の特性を活かし、AI(機械学習)、データサイエンス、RPAなどを学ぶ事業所で、 学ぶ領域は「AIを活用したデータ分析」と「業務効率化」の2つです。習得するスキルの例として、Python、Tableau、Power Automate、Google Apps Scriptが挙げられています。 事業所は、秋葉原、渋谷、横浜、大阪、福岡にあります。サイトの就職事例には、発達障害の方のほか、統合失調症やうつ病の方のものも載っています。公式サイトの利用条件に、診断を発達障害に限る記載は見つかりませんでした。

よくある質問では、学習は個別のカリキュラムに沿って動画視聴などで進め、基本のプログラム時間は平日の10時から16時、週5日通っている方がほとんど、最初の環境に慣れる間は週3日から始める方も一部いる、と答えています。 IT分野の経験がない方も多数就職している、数学の知識は講座で学べる、学習に適したパソコンを用意しにくい場合は無料でノートパソコンを貸し出す、とも書かれています。 専門的なスキルの習得には6か月から1年かかる、という説明もあります。実績の数字(就職率など)は自社調べと書かれています。見るときは、何を就職と数えているか、どの時点の数字かを、説明会で確かめてください。

対象と、利用に必要なこと。公式サイトは、利用できる人の条件として、18〜64歳までの障害のある方、通所できる方、障害福祉サービス受給者証を取得済みか取得できる方、離職中の方または卒業見込みのある最終年次の学生の方、を挙げ、すべてに当てはまる方としています。 なお、同サイトの「就労移行支援とは?」のページとパーソルダイバースの事業紹介には、障害・難病のある方という言い方があります。これは就労移行支援を一般に説明する部分の表現で、Neuro Diveの利用条件の記載とは出どころが違います。原則として就業中の方は利用できないとされています。受給者証は、障害者手帳の有無にかかわらず、自治体がサービスを必要と認めた方が取得できる、という説明です。在学中・休学中・休職中の方の扱いは、自治体の判断や個別相談になります。 利用の流れは、無料のWEB説明会(毎週開催)、個別相談、3日間の体験利用、受給者証の申請、利用契約、利用開始です。自己負担額は国が定めたもので、前年の収入によって上限が決まると書かれています。

Neuro Diveは、就労移行支援のサービスです。公式サイトの利用条件は、18〜64歳(65歳未満)の障害のある方で、障害福祉サービス受給者証が必要です。受けられるかどうかは、市区町村の窓口が判断します。 公式サイトの案内や、無料のWEB説明会は、Neuro Diveの公式情報を確認するから確かめられます。

申込の前に確認すること

体験利用では、通い続けられるか、支援員との相性、カリキュラムへの関心を見極めるよう、Neuro Diveの公式サイトが案内しています。体調やペースに関わることは、主治医や、日ごろ相談している支援機関にも確認してください。 面談で伝える内容の準備は転職エージェントとの初回面談で準備しておきたいことにまとめています。

向いていない人と、場面別の次の手

まとめ

障害のある方の就職には、求人の紹介を受ける転職・就職支援サービスと、通所して準備を進める就労移行支援があり、役割も始め方も違います。 dodaチャレンジは、障害のある方向けの転職・就職支援サービスで、Neuro Diveは、市区町村の受給者証の手続きを経て通う、IT分野に絞った就労移行支援です。 受けられるかどうか、どの制度が合うかは、この記事では判断できません。お住まいの市区町村の障害福祉の窓口やハローワークの専門窓口で、まず自分の状況を話してみる。それが一つの進め方です。 窓口で聞くことをメモにして持っていくと、話した内容を、帰ってから見返しやすくなります。 まずは、お住まいの地域の、障害福祉の窓口とハローワークの場所を調べてみませんか。

参考にした公的情報

※制度やサービスの内容は変更されることがあります。最新の内容は、各リンク先と、お住まいの市区町村の窓口でご確認ください。

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