請求書を出したのに入金は来月。手元の資金が苦しいときの考え方と選択肢
本記事はPRを含みます フリーランス・独立請求書のPDFを送信してほっとしたのも束の間、支払条件の欄を見ると入金は来月末になっている。 ところが、家賃と外注先への支払いは今週に迫っている。通帳の残高を開いては閉じる夜は、 フリーランスや個人事業主として働いていれば、一度は覚えがあるかもしれません。 仕事の成果は出ているのに、お金だけが後からやってくる。 この記事では、慌てて動く前に整理しておきたい順番と、選択肢の一つとしての 請求書買取サービス「labol(ラボル)」を、対象になる方の条件とあわせて紹介します。
「売上はあるのに手元にない」は、能力ではなく時間差の問題
仕事は多くの場合、納品、請求、入金の順に進みます。取引先の締め日や支払日の決まりによって、 仕事をしてから入金までに間が空くのは、働き方の構造から生まれるものです。 自分の実力や信用の問題と結びつけて責める必要はありません。 ただ、その間は自分の手元資金で支払いをまかなう必要があります。 案件が増えて忙しくなるほど、立て替える期間も増えて、かえって手元が苦しくなる場面もあります。
最初に、何が苦しいのかを二つに分けてみてください。「今月だけ一時的に足りない」のか、 「毎月ずっと足りない」のか。前者は支払いと入金のタイミングの問題で、 後者は収支そのものを見直す必要があるかもしれません。どちらかで、取るべき手は変わります。
選択肢を探す前に、今日できる3つの整理
サービスを調べる前に、紙かメモアプリで次の三つを作ります。30分もあれば、現状は見えてきます。
- 入金予定の一覧を作る。 取引先ごとに、請求日、支払期日、請求金額を書き出します。支払条件は、 契約書や発注書、取引先とのメールに書かれていることが多いので、記憶ではなく書面で確認します。
- 支出の予定を、同じ表に日付順で並べる。 家賃、外注費、ツールの利用料、税金や保険料の支払いなどです。 金額は通帳や請求書の実際の数字を使います。税金や保険料の支払い時期が分からない場合は、 自治体の窓口か税理士に確認してください。
- いちばん苦しい日を見つける。 日付ごとに「その日までに入ってくるお金」から「出ていくお金」を引いていき、 手元資金がいちばん少なくなる日と、そのときの不足の大きさを確認します。
ここまでできると、「なんとなく苦しい」が「◯日の時点で、これだけ足りない」という形に変わります。 この形にしておくと、このあと取引先や専門家、サービスの窓口に話すときにも、状況を正確に伝えられます。
一般には、先に相談できる相手がいます
資金繰りの相談先として、一般には次のような選択肢があります。 応じてもらえるかどうかは相手や状況によって異なりますが、どれも相談するだけなら急ぐ必要はありません。
- 取引先: 支払条件や、請求書を発行できる時期について相談できないか。
- 自分の請求の出し方: 納品後すぐに請求書を出せる状態にしてあるか。検収や締め日の確認が遅れていないか。
- 税理士: 今後の納税や資金繰りの見通しについて。
- 自治体の相談窓口: 事業者向けの相談窓口を設けている自治体があります。お住まいの自治体に確認してください。
なお、案件が減ること自体への備えは、 フリーランスの案件が途切れる前に。切れ目に慌てないための備え方 に整理しています。
選択肢の一つ: 請求書買取サービス「labol(ラボル)」
上の整理をしても、「この時期だけ手元資金が足りない」と分かった場合の選択肢の一つに、 請求書買取サービスがあります。labol(ラボル)は、株式会社ラボルが運営する、 フリーランス・個人事業主向けの請求書買取サービスです。
使えるかどうかを分ける条件は、次のとおりです。
- 対象はフリーランス・個人事業主のみです。法人や会社員の方は対象外です
- 20歳以上の方が対象です
- 登録後に、本人確認と審査があります。審査に通らないこともあります
- 1世帯1回の利用です
手数料、入金の時期、利用できる請求書の条件は、この記事では書いていません。 内容は変わることがあり、請求書や状況によっても異なる可能性があるためです。 ご自身の不足額と日付に合うかどうかは、公式サイトで最新の内容を確認したうえで判断してください。 今日すぐに決める必要はありません。
向いている人/向いていない人(対象外になりうる人)
labol(ラボル)は、誰でも使えるサービスではありません。上の条件に照らして、次のように整理できます。
向いている方: 個人事業主またはフリーランスとして請求書を発行している20歳以上の方で、
先ほどの一覧で「苦しい時期と不足額」がはっきり分かっている方。そのうえで、公式サイトで条件を確認し、
自分の状況に合うか比べたい方です。
向いていない方(対象外になりうる方): 法人として取引している方、会社員の方、
20歳未満の方は対象外です。すでに世帯内で利用している場合も、1世帯1回のため対象外になりえます。
また、審査の結果によっては利用できないこともあります。
毎月の収支そのものが不足している場合は、請求書の入金時期だけの問題ではないかもしれません。
その場合は、税理士や自治体の相談窓口に、収支の見直しから相談することをおすすめします。
対象外だった場合や、審査に通らなかった場合も、先ほどの一覧は無駄になりません。 取引先との支払条件の相談や、専門家への相談にそのまま使えます。
使う前に決めておく3つの線引き
- 使う理由を一文で書く。 たとえば「◯月末の入金までの、家賃と外注費の不足分」のように、日付と用途を入れます。 一文で書けないときは、一度止まって、さきほどの一覧を見直してください。
- 公式の条件を、自分の表に当てはめる。 手数料と入金の時期を公式サイトで確認し、不足する日までに間に合うか、 手数料を引いても不足分をまかなえるかを、自分の数字で確かめます。
- 毎回頼る前提にしていないか確認する。 同じ状況が繰り返されるなら、請求書を出すタイミングや取引先との支払条件など、 資金繰りの仕組みそのものを見直すサインかもしれません。
副業やフリーランスの経験が増えてくると、将来、正社員に戻る選択肢を考える人もいます。 そのときの経歴の伝え方は 副業・フリーランス経験を転職エージェントにどう伝えるか にまとめています。
まとめ
入金が先でも、まずやることは、入金予定と支出予定を一枚に並べて、いちばん苦しい日と不足額を知ることでした。 そのうえで、取引先や税理士、自治体の窓口への相談を考え、選択肢の一つとして請求書買取サービスのlabol(ラボル)があります。 対象は20歳以上のフリーランス・個人事業主で、審査があり、1世帯1回です。条件は公式サイトで確認してください。 一覧を作り終えたとき、通帳を開いては閉じていた不安は、「◯日に、これだけ」という具体的な数字に変わっています。 取引先や相談窓口に話すときも、「苦しいです」ではなく、状況を数字で伝えられるようになるはずです。 いま、頭の中だけで資金繰りを抱えていませんか。まずは入金予定を、取引先ごとに書き出してみてください。
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